如月朔日 あっという間に一月が終わってしまった。 たゆとう海、満月を迎えた睦月の29日。 あまりの大きさについ李白になってしまうような錯覚を覚えるほどの橙色の月。 コロナ禍の中で丸一年が過ぎ、ついぞ祈りの世界に入っている自分に気づいた。 そしてその夜、大変なことがあった。 翌日は何事もなかったように普通の日常がはじまったのだが… 名平洞の青鷺は孤高を保ち、ハシビロガモがまた一段と増えた葦辺。 暖かな陽気に誘われ、白鳥のこぶちゃんは寄り付いて餌をもとめていた。 額装を三点依頼した。

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